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蕗の薹(フキノトウ)

 朝晩の寒さは未だ厳しいですが、立春が過ぎ、暦上は春の季節となりました。道場近くの陽当たりの良い土手には、蕗の薹(フキノトウ)が重い土を持ち上げて、顔を覗かせています。長さは2cmくらいの蕾で、幾重にも積み重なった落ち葉をものともせず、押しのけて黄緑色の芽を出しています。

 当支部では、新型コロナウィルス第3波の拡大にともない県から発出された緊急事態宣言を受け、年初からの稽古を自粛してきました。塾生は制約のある日常や大好きな空手が出来ず、モチベーションを維持することは大変だと思います。今は春を待つ蕗の薹と同じく「耐える時期」だと思い、稽古再開までの間、自宅での自主練習等で頑張って欲しいと思います。来週から、感染予防対策を実施し、順次稽古を再開する予定です。

 道場稽古再開の暁には、今年の目標とともに、元気な姿で稽古に参加してください。